日本保守党が30日、国会内で会見を開き、竹上裕子衆院議員が離党を表明したことで、現状を説明した。

 竹上氏は先週、会見を開き、9月19日付で保守党を離党したと表明していた。有本香事務総長は「(離党届は)正式に受理していない」とあくまで離党を認めていないことを強調した。

 ところが、衆院では河村たかし氏、島田洋一氏、竹上氏の3人で構成されていた保守党会派から竹上氏が外れた。会派の代表は河村たかし衆院議員が務めている。有本氏は「(党側や)島田代議士が知らない間に河村氏の代表印が押印されて、離脱届が出された。ちょっと由々しき状態かなと」と河村氏の行動を問題視した。
 
 保守党側は河村氏が率いる地域政党「減税日本」との特別友党関係の解消を申し入れているが、河村氏からは「(減税日本の仲間と)相談したい」と1週間以上たっているが、返答はないという。

 また、竹上氏は議員辞職する意向はなく、当面は無所属で活動する意思を示したが、維新を離党した議員らと新党構想がささやかれている。比例当選の竹上氏は他党への移籍はできないが、新党が結成された場合は例外となる。

 百田尚樹代表は「(新党への移籍は)法の抜け穴。こういうことが認められると比例ブロックの選挙制度そのものが形骸化する。有権者を愚弄する制度になる。比例ブロックで議席を得た人が辞める場合は議員辞職が条件にすべき」と法改正を訴え、竹上氏に対しては「有権者の気持ちを踏みにじる。非常に汚い、ずるいですね。人として間違っている」と断罪した。