3大会ぶりのメダルへ好発進だ。陸上の世界選手権8日目(20日、東京・国立競技場)、男子400メートルリレーの予選が行われ、日本は38秒07で2組3位。全体5位で21日の決勝にコマを進めた。

 1走・小池祐貴(住友電工)、2走・柳田大輝(東洋大)が上位争いを演じると、3走・桐生祥秀(日本生命)も粘りの走りで4走・鵜沢飛羽(JAL)へバトンをつなぐ。鵜沢は力強い走りでゴールに飛び込んだ。レース後の鵜沢は「走る前まではちょっと緊張していたけど、このメンバーがいるので、緊張する必要ないなと思った。もらったバトンをいち早くゴールに持って行くだけだった」と声を弾ませた。

 桐生は13日の100メートルで無念の予選敗退に終わったが「自分のレースは1週間見ていない」とリレーに全集中。「みんなといろんなバトンをやりながら、どんどんどんどん会話が増えてきたので、最高の状態で明日を迎えられる。歓声が上がるようにメダルを取ってゴールしたい」と力を込めた。

 決勝は2019年世界選手権以来のメダルを狙う一戦だ。小池は「もうバトンを攻めるのと、雰囲気に乗っかって思いっきり走るだけ。もう仲良くやりましょう」とニヤリ。〝リレー侍〟が最終日に主役の座を勝ち取ることはできるか。