メダルには遠かった…。陸上の世界選手権8日目(20日、東京・国立競技場)、男子1600メートルリレー予選が行われ、日本は2分59秒74で2組6位。シーズンベストをマークするも、決勝進出を逃した。

 大歓声を背にトラックを駆け抜けたが、世界の壁は厚かった。400メートルで日本人として34年ぶりに決勝に進み、6位入賞を果たした中島佑気ジョセフ(富士通)が1走を担い、粘りの走りを見せる。しかし、2走・佐藤風雅(ミズノ)が位置取りで遅れをとると、その後は苦しい展開。3走・吉津拓歩(ミキハウス)、4走・今泉堅貴(内田洋行AC)も順位を上げられなかった。

 昨年夏のパリ五輪はアジア新記録で6位入賞。今大会はメダルを目指したものの、決勝の舞台に立つことすらできなかった。中島は「しっかり(自分で)リードをとりたかった。今は現実を受け止められない」と悔しさをにじませ、佐藤は「メダルって言葉はまだまだ使ってはいけない」と肩を落とした。

 1組目では金メダル最有力候補の米国がまさかの予選敗退。日本にとっては大きなチャンスだったが、無念の結果となった。