オフにポスティングシステムでMLB移籍が濃厚となっているヤクルト・村上宗隆内野手(25)の〝獲得のキーマン〟に今季限りで退任する高津臣吾監督(56)の名前が浮上している。

 村上をめぐってはドジャースをはじめ、ヤンキース、メッツ、フィリーズ、ホワイトソックスなどが積極姿勢を見せており、すでにフロント幹部が来日するなど視察を本格化させている。

 オフの争奪戦が予想される中、キーマンとなりそうなのが恩師である高津監督だ。米メディア「スポーツモッカリー」はホワイトソックスの参戦を取り上げ「ついに豊富な人材パイプラインを活用すべく動き出した。ホワイトソックスはここ20年、アジアに拠点を置いておらず、ドジャース、パドレス、カブスに後れを取っていたが、刷新したフロントがこの流れを変えるべく、真剣に取り組んでいる。注目すべきは25歳の村上だ。興味深いことに村上の監督は2004年にホワイトソックスが直接獲得した元リリーフ投手の高津臣吾だ。次のステップを目指すうえで大きな補強となる」と伝えている。

高津監督と談笑する村上
高津監督と談笑する村上

 高津監督は2020年からヤクルト監督を務め、村上を日本を代表するスラッガーに成長させた。現役時代はヤクルトの最強クローザーとして活躍し、2004年にMLBにFA移籍。ホワイトソックスでクローザーとして24試合連続無失点を記録するなど「ミスターゼロ」と呼ばれ、メッツではチャンピオンリングも獲得している。

 昨年オフ、佐々木朗希(ドジャース)の争奪戦では元ロッテ監督の井口資仁氏がキーマンとされたが、高津監督の古巣ホワイトソックスとメッツに有利に働くか…。