〝オレンジ問題〟が起きていた。総裁選(22日告示、10月4日投開票)に出馬を表明している小林鷹之元経済安全保障担当相が16日、政策を発表。昨年に続いてイメージカラーであるオレンジのネクタイをして「穏健な保守」をアピールした。オレンジといえば参院選で躍進した参政党のカラーでもある。一部では小林氏のネクタイが薄くなったとの説も浮上していたが…小林氏に真相を直撃した。
「挑戦で拓く、新しい日本 自民党、再起動」と書かれたボードを前に小林氏は「全国各地に足を運んで特に30代、40代の現役世代からいろいろな話をうかがう中で悲鳴にも似た怒りの声が、自民党に対する声が日に日に膨らんでいくのを肌身で感じました」と危機感を訴え、働く世代を意識した政策を訴えた。
自民党が大敗した参院選では減税を主張する勢力が一定の支持を受けたこともあり、定率減税を主張。小林氏は「50万円の所得税額の人で20%の定率減税をすると10万円が減税になります。働く世代をもっと応援したいという思いがある」と説明した。
同時に参院選で議論された外国人政策にも触れ、「外国人労働者は節度を持って受け入れることが必要だ。それとともに受け入れる際のプロセスの適正化、ビザの申請についても審査はもう少し厳格化する必要がある」とした。
また、北海道・釧路市や、市長に学歴詐称疑惑のある静岡・伊東市でメガソーラーが問題視されていることを受けてか、エネルギー政策に関連して「太陽光パネルについては限界が来ている。国として推進する姿勢はやめるべきだ」と訴えた。
自らのスタンスを「穏健な保守」と紹介。昨年の出馬会見に比べると、緊張がなくなり力強さが増した印象で、陣営関係者も「小林鷹之らしさにあふれていた。強い思いを持って出馬した決意は伝わったのではないか」と評価した。
背景のボードの上部にはイメージカラーのオレンジを使用。昨年に引き続いてのオレンジだが、実は問題が浮上している。日本人ファーストを掲げて参院選で議席を伸ばした参政党のイメージカラーもオレンジなのだ。以前からSNSでは「参政党をイメージしてない?」「なんか意図あるのかな」と色の被りが物議をかもしていた。
実は永田町ではある情報がささやかれていた。9日放送の「サン!シャイン」(フジテレビ系)でジャーナリストの岩田明子氏が、小林氏について「オレンジ色のネクタイを参政党カラーと被るということで少し薄くした」と衝撃情報を明かしていたのだ。岩田氏によると、「シャーベットオレンジ的」になっているという。シャーベットカラーは淡い色のことだ。
この日の会見のネクタイはオレンジをベースに水玉状の模様が入ったものだった。オレンジが薄いといえば薄いが…ボードのオレンジの濃さはそこまで変わった印象はない。果たして薄くしたのかどうか。
小林氏を直撃した。ネクタイが薄くなりシャーベットオレンジにしたとの説があると問うと「まったくそんなことないですね。ネクタイにはいろいろなバージョンがあるんですよ」と、たまたま薄いオレンジのネクタイをしたことがウワサになったのではないかと話した。
ちなみに小林氏はオレンジを10年以上前に政治活動を始めた当初からイメージカラーとしており、オレンジ色のネクタイを50本ほど持っていると昨年の取材で明かしていた。
参政党との色被りについて意識は「ないですね」とキッパリ。イメージカラーはオレンジのままでいくと強調し、シャーベットオレンジにはしないという。
総裁選には茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗前経済安全保障担当相、小泉進次郎農相が立候補予定。小林氏はどこまで食い込めるのか。












