〝動揺〟は大きかったようだ。バレーボール男子の世界選手権(13日、フィリピン・マニラ)、1次リーグ初戦が行われ、世界ランキング5位の日本は同16位のトルコに0―3でストレート負け。まさかの黒星スタートとなった。

 エースで主将の石川祐希(ペルージャ)は10得点と奮闘するも、高橋藍(サントリー)はわずか4得点。高いブロックの前に攻撃陣が精彩を欠き、守備陣も強烈なサーブに苦戦を強いられた。高橋は「自分たちのフィーリング的には特別悪かったかというと、そうではないのかなというフィーリングだった。乗り切れずに常に相手のペースでやられてしまっていた」と顔をしかめた。

 今大会は51年ぶりのメダルを目標に設定したが、苦しい船出となった。直近の壮行試合でも同2位のイタリアに連敗。思うように流れをつかめておらず、石川は「今のままでは次の試合も苦戦すると思う」と指摘するも、過去に戻ることはできない。「まずは気持ちの切り替え。もう一度僕たちがやらなければいけないサイドアウトだったりや、今日は相手にエースもたくさん取られてしまったので、そういったところをまずは修正するべき」と語気を強めた。

 第2戦は15日に同11位のカナダと対戦する。「この大会の中で成長して、もう一つひとつ勝っていくしかない」と石川。巻き返しへ、1日でも早い改善が求められている。