バレーボール男子の世界選手権(12日開幕、フィリピン・マニラ)に向けた壮行試合が3日、東京・有明アリーナで行われ、世界ランキング5位の日本は同15位のブルガリアに接戦の末3―2で勝利した。
第1セットに高橋藍(サントリー)のスーパープレーが飛び出した。15―10の場面で、相手の強烈なスパイクをリベロの小川智大(サントリー)がなんとか拾い上げるも、ボールはコートサイドに構えるカメラマンらの近くへ。これを高橋は諦めずに追いかけて懸命に右足を伸ばし、つなぐことに成功。石川祐希(ペルージャ)が片腕で返すと、そのまま相手がスパイクをミスして日本の得点になった。高橋の驚がくの〝足技〟で、貴重な1点をもぎ取る結果となった。
試合後、高橋は「自分もレシーブの強みを持っているぶん、あのようなボールをつなげてくれると、その選手のパフォーマンスも上がってくるし、つなげてくれたという部分でチームとしても上がってくる」と〝執念の右足〟を振り返った。さらに「あのような1本がチームにリズムや勢いをもたらす。リスクはあるが、できる限り取りに行くことは意識している」。攻撃の要でありながらも守備への貢献も常に意識しているからこそ、球際で超絶プレーが生まれたのだ。
ブルガリアとの壮行試合を2連勝で終え「間違いなく、体のキレやパフォーマンスは代表に合流してから上がっている。強化試合でスパイクの決定率など上げていける部分は結果としては出ているので、自分の自信につながっている」。世界選手権でのメダル獲得へ、高橋がノッている。












