女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・星来芽依(23)が、10日の後楽園大会で挑戦者・水森由菜からドロー防衛を果たした。

 シングルリーグ戦「5★STAR GP」公式戦で水森に敗れた星来のリベンジ戦。V4戦から導入されたルール「10分3本勝負」「10分終了時に同点引き分けの場合は王座防衛」で行われ、1本目でパワーとスピードを誇る挑戦者に翻ろうされ決着をつけられず。時間切れドローで6度目の防衛となった。悔しい表情を浮かべた王者は水森との再戦を望んだ上、15分1本勝負への再改定を提案。岡田太郎社長から承諾された。

 試合後、星来は「本当に悔しい…。ただ、自分はハイスピードの歴史を変えることにとらわれすぎてたのかもしれないってゆなもん(水森)と戦って気が付いた。これまでこの3本勝負にファンの人から批判が多くて『あれはプロレスじゃない』って言われたりもした。どうにかしなきゃと思っていたので、元のルールでゆなもんと決着をつけたい」と語った。

 試合後には月山和香から王座挑戦を表明されるも返答を保留。「前に15分で決着がつかなくて、その前の試合でも負けた葉月さんともう1回やりたい。ハイスピード王者としてAZMさんも尊敬しているけど、自分の中でハイスピード界の一番だなって思ってる選手が葉月さん。ずっとずっと思い続けてた相手」と意中の人を明かした。

 その葉月は直前の試合でコグマが戴冠したCMLL日本女子王座挑戦を表明。星来は「そうですよね…あのベルト芽依もジュビアが持ってる時に挑戦して取れなかった。葉月さんが巻いたらハイスピードとCMLLのベルトをかけて…」と想像。「いつかまた葉月さんとやるためにケツ山(月山)とやるのもありか」と考えながら控室へ消えていった。ハイスピード王者の防衛ロードから目が離せなくなりそうだ。