巨人は10日の広島戦(東京ドーム)に4―3で勝利。代打で途中出場した坂本勇人内野手(36)が決勝犠飛を放った。

 3―3の8回に一死満塁のチャンスを迎えると代打・坂本がG党の大歓声を浴びながら打席に立った。直球5つでカウント2―2と追い込まれながらも、6球目の低めのチェンジアップにうまく反応。左飛とすると、三走・増田大が快足を飛ばして本塁に生還し、決勝点をもぎ取った。坂本は「どこかでチェンジアップがくるかなと思いながらもなかなかこなくて。でもちゃんと頭にあったので、なんとか打ててよかったです」と振り返った。

 7月半ばから代打を主戦場としている背番号6。「いきなり0から100なのでうまくいったりいかなかったりして、そういう大変さを感じている」と要所をいきなり任される難しさを打ち明けつつ「打席に立ったらどういうシチュエーションでも気持ちは入るので、そこはスタメンと何も変わってないんじゃないんですかね」とプロ19年の貫禄と意地を見せた。

 期待を裏切らない36歳のひと振りで2位を死守。チームの切り札としてクライマックスシリーズ出場を目指す。