8月の「大樹生命月間MVP」が10日に発表され、ソフトバンクの牧原大成内野手(32)がプロ15年目で初受賞した。

「取れることなく終わるんだろうなと思っていた」と会見で本音を語った牧原大。8月は24試合に出場し打率3割8分5厘、3本塁打、18打点と打線をけん引。「待ってない球でも打てそうだなっていうのはありました」という好調ぶりで10日から30日まで16試合連続安打を記録した。好調を維持できた要因について「いい時も悪い時もあまりネガティブにならないように心掛けて、毎試合挑んだ結果がいい方向にいってくれた」とメンタル面での意識を語った。

 今季は本職の二塁に加え、チーム状況によって外野を守る試合も増えた。堅実な守備が持ち味の背番号8は印象的な試合については「8月は外野を守ることが多かった。打つことよりも久しぶりに守ったレフトでバックホームで(走者を)刺せたのが一番うれしかったです」と8月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)を挙げた。

 残り18試合で71打席に立てば、キャリア初となる規定打席も見えてくる。それでも牧原大は「本当にチームが優勝してくれればそれでいいと思っている。僕自身の今年の目標が1年間ケガをしないことなので。規定打席に届けばそれは自分へのご褒美だと思いたい」と勝利のみに意識を向ける。リーグ連覇へ、鷹の背番号8が最後まで走り抜ける。