ドジャースは8日(日本時間9日)、本拠地ロサンゼルスでのロッキーズ戦に3―1で逆転勝ち。背信投球が続いていたタナー・スコット投手(31)は2点リードの9回に3番手として登板して無失点で抑えたが、厳しい現実が突きつけられた。

 先発したグラスノーは2回に四球で出した走者に犠飛で生還され、無安打で1点を先制されたものの、7回まで安打を許さないまま11奪三振の好投で降板。8回に2番手でマウンドに上がったトライネンも三者凡退で抑え、チームとしては被安打0のまま9回を迎えた。

 ところが、スコットが先頭打者・リッターの内角低めのボールゾーンに投じたスライダーをうまく捉えられ、左越えへの二塁打に…。守護神として期待されながら4点台後半の防御率が示すように安定感を欠き、直近の登板では山本がノーヒットノーランをあと一死で逃した6日(同7日)のオリオールズ戦でサヨナラ打も献上していた。

 今季からの契約は4年総額7200万ドル(約112億5000万円=当時)。米メディアの間ではすでに不良債権扱いされていたが、球場を訪れていたドジャースファンの反応も厳しいものだった。

 登板して2球目で初安打を許しただけでなくいきなりの長打に、球場内は「Boo~!!」と大ブーイング。ファンからの信用が著しく低下していることを物語るワンシーンとなった。

 その後、スコットは無死二塁のピンチから相手打者に捉えられながらも遊直、遊ゴロ、三直で切り抜けて無失点。21セーブ目(1勝3敗)をマークするとともに好投したグラスノーにも2勝目(3敗)をつけた。

 日本のファンも「ブーイングはキツいね」「ヒヤヒヤした」「心臓に悪い」「ロバーツ監督はトライネンとスコットしか頭にないのか?」「次はやめてほしい」「一応首はつながった?」などSNS上にさまざまな声を上げていた。