〝MLB最強右腕〟パイレーツのポール・スキーンズ投手(23)が4日(日本時間5日)の本拠地ドジャース戦に先発し、6回2安打無失点8奪三振の快投でデビューから2年連続2桁勝利となる10勝目(9敗)をマークした。

 大谷翔平投手(31)の対戦は2三振1四球。初回はフルカウントから159キロの直球で空振り三振を奪い、3回の四球を挟み、6回は変化球からの156キロ直球で3球三振に斬って捨てた。

 防御率1・98は両リーグトップ。サイ・ヤング賞は確実とされる〝怪物〟は前日3日(同4日)に配信されたドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)のポッドキャスト番組に出演。ここで興味深いトークを繰り広げた。

「ベーブ・ルースのような選手と対戦したらどうなるか?」という議論で、スキーンズは「ベーブ・ルースを三振できると信じている」と豪語。さらに「スプリンガーを投げてみて、どうなるかを見てみようかな」と自信たっぷりに続けた。

 スキーンズが大学時代に編み出した〝魔球〟スプリンガーはスプリッターとシンカーを融合させたもの。スプリッターのように縦軌道で鋭く落ち、93~97マイル(約150キロ~156キロ)とシンカーのような高速を誇り、最強右腕の代名詞にもなっている。スキーンズのルース対策を聞いたベッツは「彼(ルース)はスプリンガーを見たことがあるはずがない」と同調した。
 
 この対談を取り上げた米メディア「クラッチ・ポインツ」は「パイレーツのスターはこの球種で強烈な動きを見せる。さらにスキーンズの時速100マイル(約160キロ)を超える速球とスプリンガーに対する卓越した制球力も加われば、MLB史上最高の選手の一人を三振に仕留める可能性を秘めている」と報じた。