ドジャース・佐々木朗希投手(23)が1年目から壁にぶつかっている。
右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト入りし、マイナーで4度の調整登板を重ねているもののロッテ時代に見せた怪物ぶりは鳴りを潜めている。直近の登板では5回3安打4失点で2敗目を喫し、通算防御率は7・07となった。
昨オフはMLBのFA市場を大いににぎわせた令和の怪物。ドジャースとしては育成込みの獲得だったが、20球団が名乗りを上げた争奪戦とあって米メディアでは早くも〝答え合わせ〟が始まっている。
老舗誌「スポーツ・イラスト・レイテッド」は4日(日本時間5日)、佐々木を獲得できなかった同地区のライバル・パドレスからの目線で評価。「パドレスの佐々木朗希獲得失敗は不幸中の幸い」「ドジャースにとっては悪夢」と伝えた。交渉期間中にはマチャドの自宅に招くなど熱意を伝えたが、結果は実らなかった。同誌は「パドレスはコイントスに敗れた。しかし、その過程でより悪い結果からは免れた」とし、ロッテ時代と比較して「別人のようだ」と形容した。
ただ、当時は地団駄を踏んだパドレスだが「佐々木の場合、パドレスの損失はドジャースの利益にはならなかった。少なくとも現時点では」とも…。先発ローテーションで回れなかったことだけでなく、球団は佐々木を獲得するための資金を確保するため、他の有望株たちとの契約を見送った。
同誌は「ドジャースから契約金を受け取るはずだったテイロン・セラーノ(ツインズ)とダレル・モレル(パイレーツ)は期待通りの成長を見せている。セラーノはドミニカ共和国のサマーリーグ、最初の41試合でOPS.812、21盗塁。モレルはパイレーツのDSLチームで50試合に出場してOPS.839、26盗塁を記録している。彼らは17歳でメジャーどころか3Aも遠い道のりだが、少なくともドジャースではない。パドレスにとって1月に思ったほど悪い状況ではない」と伝えた。
メジャーでは8試合に先発して1勝1敗、防御率4・72の成績。何とか見返したいところだが、果たして――。












