パ5位の西武は31日の3位・オリックス戦(ベルーナ)に1―4で競り負けた。逆転CS進出をかけたチームとの直接対決で痛恨の3連敗。とうとう8・5ゲーム差に引き離され、借金も今季ワーストの「10」に膨れ上がった。

 オリックスと同じ13安打を放ちながら得点は5回に外崎が放った適時二塁打のみ。その後の二死一、三塁だけでなく2、3、4、6、9回のチャンスでことごとく決定力を欠いた。西口文也監督(52)は「ヒットは出ているんだけど、ここぞの1本が出ない。今のウチの課題です」と慢性的な決定力不足を認めるしかなかった。

 若い選手の経験不足は今後の糧にするしかないが、今カードの3連戦で西武が放ったのは計29安打。ところが、肝心な得点はわずかに「3」に終わった。対するオリックスは計30安打で19得点。取るべきポイントで打線が機能し、投打で総合力の差を見せつけられた格好だ。

 これで5勝16敗1分けと急失速した7月に続き、8月も9勝13敗2分けの負け越しで終了。6月の交流戦終了時に貯金6、首位・日本ハムとは3・5差のV争い圏内にいた記憶は完全に消えつつある。

 残りは26試合。シーズン91敗で単独最下位に沈んだ西武は得点力不足を解消できない限り、浮上は見込めない。