ドジャースの大谷翔平投手(31)は17日(日本時間18日)に敵地デンバーでのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発メンバーに名を連ねた。相手先発の菅野智之投手(36)との日本選手対決も注目されたが試合前は大雪。クアーズ・フィールドのグラウンドはシートで覆われた。試合開始時には気温4度の予想、野外球場でのプレーとしては過酷な環境に様々な懸念の声が上がった。
標高約1600メートルに位置するクアーズ・フィールドでは、4月の降雪は決して珍しくない。2022年には5月にも降雪による中止が発生。地元テレビ局「KOAAニュース」によると、ロッキーズは13年以降、雪や悪天候による中止を年平均約1試合のペースで経験しており、昨年4月18日にもナショナルズ戦が降雪で中止となっている。
一方、ドジャースの本拠地ロサンゼルスの4月は、平均最高気温が約22~23度、最低気温は約11~12度。温暖な環境に慣れたチームにとっては厳しい条件となるが、ドジャース専門サイトサイト「ドジャース・ネーション(DN)」は「コロラドの気候はハードだが、ドジャースならやれる」とし、過去の例を紹介した。
過去30年で最も過酷だったのが、1996年4月5日のカブス戦(リグリー・フィールド)。雨、みぞれ、雪が入り混じる中、体感気温はマイナス11度まで低下した。試合は4―9で敗れたが、当時のロサンゼルス・タイムズ紙は「これまでで選手らが経験した最も過酷なコンディションの一戦。試合が進むにつれ状況はさらに悪化し、風は強まり、雨はみぞれへ、やがて吹雪混じりの雪へと変わった」と伝えている。
また、DNは悪天候下での勝利例として15年5月10日のロッキーズ戦も紹介。デンバーで約10センチの積雪があった翌日、気温4~5度という悪条件でプレーし、ドジャースは9―4で勝った。
ドジャースを長年取材するオレンジカウンティー・レジスター紙のビル・プランケット記者も自身のX」で「ここでもっとひどい天気の中でプレーするのを見てきた」と言及するなど、コロラドの降雪は「想定内」なのだ。












