陸上男子100メートルの桐生祥秀(29=日本生命)が29日、母校・東洋大の陸上競技場で練習を公開し、陸上競技の盛り上がりの再燃に意欲を示した。
桐生は7月の日本選手権を優勝後、富士北麓ワールドトライアル(8月6日)で世界選手権の参加標準記録(10秒00)を上回る9秒99をマーク。これにより同種目で代表入りが確実視され、400メートルリレーの代表メンバー入りにも期待が高まる。
日本は2016年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得し、〝リレー侍〟が列島にフィーバーを巻き起こした。19年の世界選手権(ドーハ)でも日本新記録(37秒43)で銅メダルを手にしたが、その後の東京五輪は、決勝でのバトンミスにより無念の途中棄権で終わった。桐生は「最近のリレーは僕も出ながらもメダルに届いていないので、今回は本当にメダルを届けられるように。自分自身もリレーでしっかりラップタイムの最高を出せるようにしたい」と闘志を燃やしている。
さらに「リオ五輪から東京五輪まで本当にうまいことメダルを取っていって、陸上が盛り上がっていた感じがする。それを再開するには、東京世界陸上でメダルを取って次につなげるためにも、今年は火種を付けるためにも大事なのかなと思う」と〝リレー侍旋風〟の復活にも期待を寄せた。日本代表メンバーは9月1日以降に正式発表される見込み。どんな編成で臨むのか、そして最高の結果を得られのるか注目だ。












