阪神は19日の中日戦(京セラ)に5―4で辛勝。3連勝で優勝マジックを21に減らした。この日は1番に遊撃・熊谷、7番に捕手・栄枝、8番にプロ初昇格&初スタメンの井坪が入るなど、打線を大きく変更したが、接戦を制した。

 先制を許した直後の2回には一死一、二塁から栄枝の同点適時打が飛び出し、続く井坪の三塁への内野安打に相手の失策が絡んで、この回3点を奪取。スタメンに抜擢された2人が起用に応える活躍を見せた。

 藤川球児監督(45)は「栄枝は内にこもりすぎている部分があるので、まだまだ解放できるようなことは必要」としつつ「井坪はハーフスイングでヒットになって。よかったですね」と目を細めた。

 同点となった6回には一死一、三塁で代打・糸原、熊谷の連続適時打が飛び出し、勝ち越しに成功。指揮官も「糸原の一球にかける思いというところを非常に大事な戦力だと思っている。いい1本が出ましたね」とたたえた。

 またこの日、国内フリーエージェント(FA)権を取得した近本光司外野手(30)は、今季初のスタメン外に。藤川監督は「明日以降は大丈夫だと思います。ファンの皆さんは若い選手だと物足りないだろうし、自分もそう思いますが。明日以降さらに強い姿で断ってくれると思う」と話すにとどめた。