阪神は16日に「長嶋茂雄名誉監督追悼試合」として開催された巨人戦(東京ドーム)に3―0で完封勝利。優勝マジックを2減らし、24とした。
「4番・三塁」でスタメン出場した佐藤輝明内野手(26)は、ミスターを彷彿とさせる華麗な守備を連発した。5回には先頭の6番・中山の打球が三塁後方のファウルゾーンへ。遊撃・小幡、左翼・中川も追う中、滑り込んで白球をつかんだ。
さらに続く7番・リチャードの打球も高々と三塁側のファウルゾーンに舞い上がった。カメラマン席の手前までダッシュで打球を追いかけ、最後はジャンピングキャッチ。連続ファインプレーが飛び出し、スタンドの虎党からは大歓声が送られた。
試合後は「うまくとれたと思います」とにっこり。今季2失策と抜群の安定感を誇る守備についても「成長を感じてますし、自信を持ってプレーしてます」とうなずいた。
この日は、試合前から長嶋さんへの追悼セレモニーが行われ、始球式には王貞治氏、松井秀喜氏らレジェンドOBらも登場。イニング間にも追悼メッセージが流れるなど、普段とは異なるムードが漂っていた。それでも虎の背番号8は「いつもとやることは代わらないので」と言い切り「明日も頑張ります」と力強く話した。
10日のヤクルト戦(京セラドーム)で本塁打を含む4安打を放ったのを最後に、当たりが止まっている虎の主砲。3連戦最後に快音を響かせたいところだ。













