第107回全国高校野球選手権大会の第10日(15日)の第3試合は、5年連続の夏大会出場となった明豊(大分)が佐賀北との九州対決に6―1で快勝。3年ぶりの3回戦進出を決めた。
0―0で迎えた5回に初戦ノーヒットの辻田(3年)が均衡を破った。先頭・加納(3年)がチーム初ヒットを放つと、続く川口(1年)も右前打でつなぎ、さらに犠打と四球で一死満塁。好機が訪れたところで、辻田が外角低めの直球を完ぺきに捉えて中堅手の頭上を高く超える二塁打を放った。
走者一掃の一打で3点を先制し、勝利に大きく貢献した辻田は「勝ててうれしい気持ちでいっぱい。『自分が絶対打ってやる、打ったらヒーローだ』って前向きに打席に立ちました。最高の夏です」とはにかんだ。
両校とも11安打が飛び出す乱打戦も、明豊3投手の要所を締める粘投に軍配が上がった。3回一死一、二塁から救援登板した大堀(3年)は2球目で野田(3年)に安打を浴び一死満塁とされながらも、続く4番・宮崎(3年)に対し二ゴロ併殺打でピンチを切り抜け、6回途中から登板したエース・寺本(3年)は4回4安打無失点の安定投球を見せた。
川崎監督は「大浦、大堀はビタビタに狙うタイプではなく、寺本は自分の形を持っている投手」と3投手の特徴を明かすと「長打のある相手ではないと思っていた。ヒットを重ねられてもランナーがたまったところで守りも含めてなんとか踏ん張れていた」とチームをねぎらった。












