【なつかしの健康法列伝:「頭においしいふりかけ」】

 受験シーズン真っ盛り。受験生とその親は大変な日々を送っていることだろう。

 そんな人たちに勝るとも劣らないほど「頭が良くなる」ことに意欲を燃やしてきた発明家が、ドクター・中松氏だ。過去にはパンやせんべいから、CDにいたるまで“脳に効く”商品を世に送り出してきた。

 そんな氏の作品の中でも、最大のヒットが1994年発売の「頭においしいふりかけ」だろう。これは、静岡県の食品会社とのコラボ商品で、同社社長が中松氏のキャラに着目し、プロデュースを依頼したのだ。

 中松氏は必須アミノ酸、不飽和脂肪酸、ビタミン、食物繊維、ミネラルなど32の“脳に効く”栄養素を入れることを提案。また、食塩、砂糖、化学調味料、着色料は不使用とした。

 一番苦心したのが子供受けのする味にすることだったが、同社の経験でそれをクリア。中松氏も講演会などで積極的に“広告塔”となった。

 そのかいあって、発売前から受験生の親からの問い合わせや、文房具店から「販売したい」という声が届くなど反響は上々だったという。

 しかし最近はその姿を見なくなった。ちなみに、中松氏の公式HPでは「頭に美味しいビーフカレー」という商品が販売されているが…。