巨人の田中将大投手(36)が13日の中日戦(東京ドーム)に先発。4回まで無失点と好投するも、勝利投手の権利をかけてマウンドに上がった5回に味方の適時失策も絡み同点に追いつかれ、5回81球3失点(自責0)で降板。日米通算199勝目は霧散した。

 またしてもバックから痛恨のミスが飛び出した。田中将は初回から3回まで毎回走者を許しながらも粘り強い投球で失点は許さず。4回までスコアボードに「0」を並べ続けたが、3―0で迎えた5回一死一塁から山本が放った打球を二塁手・門脇が痛恨の悪送球…。併殺コースだっただけにうまくいけばこの回も無失点で切り抜けられたところだったが、大きくそれた送球は三塁後方のファウルゾーンへ転々とすると、その間に走者が生還し、この日初失点を喫した。

 続く上林には右翼フェンス直撃の適時二塁打を放たれ2失点目。続く細川こそ三ゴロに抑えたが、二死二塁からボスラーが中前打を放つとこれが手痛い同点打となり、田中将の勝利投手の権利は非情にも消える形となった。

 ベンチに戻ってからは険しい表情を崩さず。その裏の攻撃でも反撃はかなわぬまま、6回からは2番手・菊地にスイッチし、この日は5回3失点(自責0)で無念の降板となった。前回登板でも勝利目前で二塁・増田大のファンブルから歯車が狂い始めただけに、この日も不運が待ち受けていた格好だ。