フィギュアスケート女子の三原舞依(シスメックス)に〝復活〟の予感が漂っている。

 サマーカップ最終日(12日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)のフリーでは2季前に演じた「Jupiter」を披露。細かなミスはありながらも、華麗なパフォーマンスで会場のファンを魅了した。127・79点をマークし、合計188・77点で3位とショートプログラム(SP)の5位から2つ順位を上げた。演技後には「今できることを出し切れた結果。うれしい気持ちでいっぱい」と声を弾ませた。

 昨季はケガで思うような演技ができなかった。近年は苦しい時間が続いており「なんか落ち込んでしまった時って、本当に何も考えれなかったりとか、無の時間を過ごすことが多いけど、この年末もすごくその時間が今まで以上に長かった」と回想。

 失意に暮れたものの、周囲の支えが力となった。「応援してくださる方のお手紙だったりとか、先生方の言葉だったりとか、スケートの先輩方のお言葉だったり、詳しくはお話しできないけど、すごくたくさんの方々にサポートしていただいた」と感謝を口にした。

 戦友の坂本花織(シスメックス)は今季限りの引退を表明したが、三原はまだまだ歩みを進める構え。「全日本(選手権)に帰ってこられるように練習を頑張りたい」と前を見据えた。