フィギュアスケート女子の三原舞依(シスメックス)が、盟友の坂本花織(同)の決断について胸中を明かした。

 同年代の2人は中野園子コーチに師事し、国内外の大会で活躍。刺激を与え合ってきたが、坂本は今季限りでの引退を明言した。三原は「私がスケートをやりにリンクに初めて行った時に、真ん中ですごく速くスピンを回っていたのがかおちゃんだった」と当時を回想した上で「その会話(坂本の引退について)になった時に涙が止まらなかった。かおちゃんの背中を一番近くで見ることができて、練習の中でもあんなふうにジャンプを跳びたいなとか思っていた」と神妙に語った。

 さらに「ずっとずっと一緒の氷で滑ってきた仲間というか、本当にかけがえのない存在」と感謝を口にしつつ「練習できる日々も限られてくる中で、私も同じ一員として強いアスリートであれるように頑張りたい」と決意を新たにした。

 11日に行われたサマーカップ3日目(滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)の女子ショートプログラムでは「戦場のメリークリスマス」を演じて60・98点をマーク。昨季は右足首のケガで満足な演技ができなかったが、この日は笑顔が目立った。12日のフリーに向けては「ここまで帰ってくるのは大変だったけど、たくさんの方々にサポートしていただいている。感謝の思いを込めたい」と力を込めた。