卓球女子シングルスで世界ランキング8位の伊藤美誠(24=スターツ)が、中国選手と大熱戦の末に敗れた。

 男女シングルスの世界ランキング上位選手で争われるWTTチャンピオンズ横浜3日目(9日、神奈川・横浜BUNTAI)の2回戦では、同15位の石洵瑶(中国)に2―3で惜敗した。第1ゲームを先取後、第2、第3ゲームを連取される苦しい展開。ここから第4ゲームを取り返し、最終ゲームにもつれこんだ。相手のマッチポイントから3連続得点でデュースに持ち込むが、勝ち切ることはできなかった。

 試合後は「今日の試合は、自分にとってあまりよくなかった。フルセットまで我慢できたことは成長した点だと思うが、勝ち切れなかったところは反省点。自分が入らなかったり、ミスが多くなったことで相手が余裕を持ってできてしまった」と課題を挙げた。

 次戦はスウェーデン・マルメで開催されるWTTヨーロッパスマッシュ(14日開幕)に出場する。「大会の開催国に行きたいかどうか」という独自の基準で出場試合を選択している伊藤は「前までは(試合に)出なきゃいけないという感じだったが、今は行きたいと自分から思う。行った時に卓球だけでなく、雰囲気だったり街並みを散策したり、楽しみがある」とモチベーションの変化を説明する。

「真夏から逃げられる感じがとてもうれしくて、スウェーデンでは楽しみがいっぱいあるからこそ、頑張りたい」と早くも次戦へ向けて気持ちを切り替えていた。