卓球のアジア選手権(10月、ウズベキスタン)国内選考会初日(26日、埼玉・所沢市民体育館)で、14歳の石田心美(石田卓球N+)が自身の〝信念〟を明かした。

 パリ五輪女子シングルス銅メダルの早田ひな(日本生命)の恩師で、石田卓球N+の石田真行代表の孫。中学3年ながらTリーグの九州カリーナと契約を結ぶなど、注目度は右肩上がりだ。早田の後継者としても期待されるが、当の本人は冷静沈着。「プレッシャーはあまり感じない。気にしない方がいいと思うし、自分に集中するみたいな感じ。自分は人と比べない方がいい」と言い切った。

 日本が銀メダルを獲得した5月の世界選手権団体戦(英国・ロンドン)は、映像を通じて早田や張本美和(木下グループ)らの雄姿をチェック。「すごいプレーばかりで、自分もこの舞台に立ちたい気持ちで見ていた」と刺激を受けたが、石田にとって決して夢物語ではない。「自分が強くなれば行ける」と力を込めた。

 この日は予選リーグで松島美空(川中島中)との中学生対決を3―1で制し、8強入りを決めた。6月末開幕のアジアユース選手権(タイ・バンコク)を見据える上で「アジアユースの結果次第で世界ユース(に向けた状況が)変わってくるので、一番はアジアユースで自分の力を発揮できれば」。大先輩に負けじと、自らのペースで歩みを進めていく構えだ。