パ5位の西武は5日の日本ハム戦(エスコン)に1―6と完敗。借金はワーストの7となった。

 昨年のパ・リーグ新人王、先発・武内夏暉投手(24)が4回途中6安打6失点(4自責点)で4敗目(4勝)を喫した敗戦の中で、気を吐いたのは、同期入団の2年目・村田怜音内野手(24)だった。

 この試合に「5番・DH」でスタメン出場した村田は6点を追いかける7回一死の第3打席で好投していた日本ハム先発・山崎福から左翼フェンス後方のブルペンに飛び込む2号ソロを放った。

 村田は「打ったのはツーシームです。身体が前に出されないように、逆方向の意識で打席に入りました。打った瞬間はフェンスを越えるか分からなかったのですが、歓声が聞こえてホームランを確信しました」とプロ2号弾を振り返った。

 村田にとってエスコンフィールドは昨年5月15日の日本ハム戦の守備中に、ファウルボールを追い掛けて一塁側ネットに顔面と左ヒザを強打し「左膝後十字靭帯損傷」の大ケガを負った因縁のスタジアムでもある。その球場で1年後、大きな放物線を描き、新たな決意を抱く一発となった。