カーリング女子で2022年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)が、勝負のシーズンで最高のスタートを切った。

 26年ミラノコルティナ五輪イヤーの今季は、9月にミラノ五輪代表候補決定戦(9月、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)を控えている。SC軽井沢クラブ、フォルティウスとの戦いを制し、残り2枠を争う世界最終予選(12月、カナダ)を突破すれば、3大会連続の五輪切符を手にすることができるが、厳しい戦いが続く。

 そこでLSは、今季初戦の稚内みどりCHALLENGECUP(北海道・稚内市みどりスポーツパーク)からエンジン全開で戦うことを決断。7月には同会場で、ミラノ五輪代表候補決定戦と同じスケジュールで練習を消化したという。今大会は最初の大一番を意識しながら、多くのショットを試した。

 この日に行われたSC軽井沢クラブとの決勝は2―2の第4エンド(E)に3点を奪うと、第5Eにも1点をスチールする。終盤の第7Eには2点を加えて勝負あり。8―3でライバルを下して優勝を飾った。

 サード・吉田知那美は「私たちとしてはシーズン終盤戦くらいの気持ちで挑んだ。五輪トライアルに向けて、稚内の地で練習したことが発揮できた」と収穫を強調。また、昨季は予選突破後に思うような結果を残せなかった点もチームの課題だったことから、スキップ・藤沢五月も「決勝トーナメントに入ってからも安定したパフォーマンスを発揮して、いろいろ挑戦する中でもうれしい」と充実の表情を浮かべた。

 世界の舞台をどこよりも知るチームは、着々と準備を進めているようだ。