新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」3日福岡大会のAブロック公式戦で、大岩陵平(26)がタイチ(45)から4勝目を挙げた。

「超新世代」と名乗る大岩と、上村優也と辻陽太から公式戦で勝利している〝新世代キラー〟タイチの一戦は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。序盤からラリアートの相打ち5連発と真っ向勝負を展開した両雄は、終盤にはほとんどラリアートとアックスボンバーしか出さない肉弾戦を繰り広げる。

 THE GRIP(ローリングラリアート)をかわされた大岩は、カウンターのアックスボンバーでダウン。それでもラリアートでダウンを奪い返し、再び相打ちが続く。ジャンピングハイキックをラリアートで撃ち落とすと、顔面への蹴りをもらいながらもTHE GRIPをさく裂させ、3カウントを奪ってみせた。

 ラリアートとアックスボンバー、両者合わせて実に36発が飛び交った激闘を制した大岩は「タイチさんが本隊に入って何が変わったんだって思ったら、そういうことか。TMDKの俺にも試合を通して、プロレスを教えてくれてたんですね。今日の試合がまさに意地と意地のぶつかり合いだ。そういう試合の組み立て方もあるんですね。すげえ勉強になりました」とタイチに感謝。

「残り2戦、上村さんとSANADA…何が何でも取って、決勝トーナメント進出して、優勝する。しっかり見ててください」と自信を深めた様子だった。