バルセロナ五輪柔道銀メダルでプロレスラーとしても活躍した〝元暴走王〟小川直也氏(57)が、自身のYouTubeチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。7月24日にフロリダ州の自宅で急性心筋梗塞により死去した、〝超人〟ハルク・ホーガンさん(本名テリー・ボレア=享年71)の追悼秘話を披露した。
ホーガンさんの40年来の友人で、7月上旬に最後の面会を果たした佐藤義一氏をゲストに迎えて対談。小川氏は佐藤氏を通じて憧れだったホーガンさんと会うため、2002年3月にWWE祭典「レッスルマニア18」が開催されたカナダ・トロントを訪れた。WWEスーパースターが集まっていたカフェにも突入。「待つこと5、6時間でしたね」(佐藤氏)と、ホーガンさんを〝出待ち〟したのだという。
これで、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)戦を控えたホーガンさんと強引に面識を得た小川氏は、その後にフロリダ州の自宅にも呼ばれた。動画内では、その際にホーガンさんからプレゼントされた本人が使用した試合コスチュームや、自伝本も公開。佐藤氏は「1枚しかない本物の『ミスター・アメリカ』のマスクも、小川さんしか持っていない。すごい貴重な品ですよ」と明かした。
「ミスター・アメリカ」とは、03年のWWEマットに突如登場したホーガンさんの化身。星条旗をあしらったコスチュームに身を包み、覆面レスラーとして当時の最高権力者だったビンス・マクマホン会長に立ち向かった。超人には珍しいコミカルなキャラで話題になったが、ホーガンさんのWWE離脱とともに姿を消した。小川氏はアメリカのレアなマスクも授かり、現在も所持しているという。
小川氏は師匠の故アントニオ猪木さんから聞いた、ホーガンさんの逸話についても言及。猪木さんは「最初は筋肉しかないデカいヤツ」との評価だったが「アイツ、よく聞きに来たんだよ」と話していたといい、日本マット界で成功するため〝燃える闘魂〟から助言をもらっていたという。そのおかげで「イチバァーン!」の掛け声などの人気パフォーマンスにたどり着き、小川氏は「ある意味、猪木さんの弟子なのかな」と語った。
さらに「ホーガンさんは多趣味。自宅も猪木イズム満載だった。瓦もフランスから取り寄せていたんだ。けっこう凝っていた」とし、猪木さんとの共通点も指摘。「猪木イズムの入ったレスラーだったから大好きだった。今回、本当に残念なこと」と、偉大な〝兄弟子〟をしのんでいた。












