ドジャースは補強期限となった31日(日本時間1日)に先発右腕のダスティン・メイ投手(27)をトレードでレッドソックスに移籍させ、若手有望株のジェームズ・ディブス外野手(22)を獲得した。

 メイは2016年にドジャースに入団し、19年にメジャーデビュー。故障にも苦しみ、23年に右ヒジにトミー・ジョン手術を受け、昨年7月にはサラダをノドに詰まらせて急性食道破裂の憂き目にも遭った。今季は米本土での開幕戦からロースター入りし、ここまで19試合に登板して6勝7敗、防御率4・85の成績を収めていた。

 米スポーツ専門サイト「アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は、ブランドン・ゴメスGMの話として「ドジャースはここ最近、メイと『敬意を払った話し合い』を行ったと述べた。メイの希望は先発投手としてプレーすることだったため、ドジャースは適切な取引があれば協力する用意があったと説明した」と伝えた。

 ドジャースでは入団2年目の山本がエースとして先発ローテーションの柱を支え、通算3000奪三振の偉業を達成したカーショーらが脇を固める。故障離脱していたスネルらの復帰も見込まれるだけでなく、大谷も登板イニングを増やし続けている。そうした中、安定感を欠くメイは7月21日(同22日)のツインズ戦で、先発した大谷の後を受けて2番手で登板。だが、メイ自身が希望したのはあくまでも「先発」で、望み通りのポジションでプレーできる他球団に渡ることになったという。

 また、今回のトレード移籍について同記者は「ゴメスGMはメイが要求したわけではないと明言した」と伝えており、先発強化を図るレッドソックス側との思惑が合致して成立とみられる。いずれにせよ、メイがドジャース以外の球団でプレーすることは初めて。ナ・リーグ西地区で首位を走るドジャースから、ア・リーグ東地区3位に移った右腕はどんなシーズンを送るのか――。