巨人が31日の中日戦(バンテリン)に延長10回の末、6―7でサヨナラ負け。杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は5回途中3失点で降板となった先発・井上温大投手(24)をチクリと刺した。

 思わぬ誤算が続いた。約2か月ぶりとなる久々の白星を目指して先発した井上が味方の大量援護を受けながら5回途中3失点と勝利目前で降板。1点リードの3回に田中幹に同点適時打、3点リードを奪った直後の4回にチェイビスに2ランを被弾し1点差に詰め寄られるなどなかなか粘り切れなかっただけでなく、5回無死一塁でボスラーを一ゴロに打ち取るも井上が一塁のベースカバーを怠って併殺に失敗するなどちぐはぐな投球やプレーが目立った。

 井上は「ファーストが入るっていう風に決めつけてしまったんで…。全部自分がやるつもりでやりたいなと思います」と5回のポカミスを猛省。これには杉内コーチも「今日もベースカバーさえ行っときゃ勝てたかもしれないですけどね」と冗談交じりに苦言を呈すと、次回以降の登板予定については「分からないです」と明言を避けた。

 また「最近、先発が試合を作れてないので。その分、中継ぎの負担ももちろん来るし、先発に頑張ってもらうしかないですね」とブルペン陣の負担軽減のため、先発陣の奮起を再度促した。