トレードデッドラインが31日(日本時間8月1日)に迫る中、現役最多セーブ王のケンリ―・ジャンセン投手(37=エンゼルス)の古巣ドジャース復帰説を複数の米メディアが報じている。

 ドジャースは守護神のスコットなど救援陣に故障者が続出。〝最後のピース〟として補強候補の一人として挙げられていたガーディアンズの守護神・クラッセは違法賭博疑惑で8月末まで有給休暇扱いとなった。そこで入団した2004年から21年までドジャースでプレーしたジャンセンを呼び戻すプランが急浮上しているという。

 多くのメディアは「ドジャースファンはジャンセンの復帰を両手を広げて歓迎する」と報じているが、ことはすんなりと運びそうにない。「ファンサイデッド」のロバート・マレー記者は同メディアのポッドキャスト番組で「ジャンセンがドジャースに合うかもしれないと多くの人が推測している。ただ(エンゼルスオーナーの)アルテ・モレノがドジャースと交渉するよりも、地獄が凍り付く可能性のほうが高い。モレノがドジャースと交渉するなんて、想像できない」と発言。エンゼルスから移籍した大谷翔平投手(31)のドジャースでの活躍に歯ぎしりしている同オーナーが、ドジャースとの交渉テーブルに着くはずがないという。

「ハローハングアウト」も「アルテ・モレノはドジャースファンに夢の再会を与えるよりもエンゼルスに手錠をかけることを選ぶだろう。アルテ・モレノは理論より感情に基づいて決断を下す」と同調した。

 エンゼルスの守護神を務めるジャンセンは今季、42試合に登板し、3勝2敗19セーブ、防御率3・00をマーク。7月は10試合に登板して無失点と年齢からくる衰えを全く感じさせない投球を続けている。