MLBで新たな賭博スキャンダルに発展するのか…。ガーディアンズのスター選手でクローザーのエマニュエル・クラセ投手(27)にMLBのスポーツ賭博の調査が入り、8月末まで懲戒処分のない有給休暇扱いとなっている。「フロントオフィススポーツ」など複数の米メディアが伝えている。

 クラセはオールスター3度選出、昨年まで3年連続セーブ王に輝くナ・リーグを代表するクローザーだ。今季もここまで48試合で5勝3敗、24セーブ、防御率3・23と好調だった。MLBは「スポーツ賭博の調査を続ける間、8月31日の試合まで懲戒処分のない有給休暇とする。調査完了までこれ以上のコメントは控えさせていただきます」と声明を出した。

 ガーディアンズはルイス・オルティス投手(26)も同じく調査を受けており、立て続けに疑惑が浮上。同選手は6月15日と27日の2度の投球内容に関する賭博違反をめぐる調査が続き、こちらも8月末に休暇終了の予定となっている。球団側は「現段階で追加の選手やクラブ関係者に影響はないと聞いている」と述べている。

 昨年はドジャース・大谷翔平の元通訳による違法賭博が大スキャンダルに発展。同年6月にパドレスのトゥクピタ・マルカーノ内野手、アスレチックスのマイケル・ケリー投手に追放処分を課している。MLBは監視態勢を徹底強化しているが、疑惑選手が後を絶たず「CBSスポーツ」は「選手は居住区が合法である限りスポーツに賭けることはできるが、野球に賭けた場合はそれ相応の処分となる。自分のチームだと永久追放となる。スポーツ賭博がこれほど手軽にできるようになった今、自分のチームに関係ない少額の賭けであっても野球に賭けるプレーヤーが増えるのは必然だ」と伝えている。