日本人初の殿堂入りを果たしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が27日(日本時間28日)、米クーパーズタウンの表彰式典でスピーチを行った。ジョークを交えた約20分間のスピーチが米メディアでも好評だったが、その中で3球団目となったマーリンズについて「デビッド・サムソン(当時球団社長)とマイク・ヒル(当時GM)が今日来てくれたことに感謝します」としたうえで「正直、2015年に契約オファーをいただいた時は、あなた方のチームのことを聞いたことがありませんでした」と発言。会場は爆笑に包まれた。
しかし、クビをかしげる米メディアもあり「AWFUL」は「非難の的になることを誰が想像しただろうか。イチローは19シーズンのメジャー在籍中にマーリンズで3シーズンを過ごしたが、受賞スピーチで球団と幹部をからかうような発言をした」と報じている。
2015年のマーリンズは「フロリダ」から「マイアミ」に名称が変わって4年目。2000年にMLB移籍したイチロー氏は当然ながら対戦もしている。米メディア「クラッチポインツ」は「彼を擁護するなら彼はマーリンズと対戦したのはわずか9試合だけで打率は1割9分5厘の成績だった。彼がマーリンズを忘れたいと思うのも無理はない」などと邪推した。
会場でまさかのきついジョークの標的となった〝当事者〟デビッド・サムソン氏はスピーチ後にXを更新し「イチローは本当に素晴らしい完ぺきなスピーチをしてくれました。殿堂入りのみなさん、おめでとうございます」と怒るどころか、拍手を送った。












