〝覚醒〟なるか――。広島は27日の巨人戦(マツダ)に5―6で惜敗。今季3度目の5連敗で借金は今季最多の「9」までふくれ上がった。
試合は先発したドラフト2位新人・佐藤柳が3回4失点でKO。それでも最大5点のビハインドから1点差まで詰め寄っただけに、新井貴浩監督(48)は「こういう試合をしてけば、必ず(チーム状態は)上向いてくる」と前を向いた。
試合前まで7月は19試合で36得点。首位・阪神とは14・5ゲーム差で、今後の目標はCS進出が現実路線となる。それでも得点力アップは不可欠で、キーマンの一人となりそうなのが新助っ人のレフリス・モンテロ内野手(26)だ。
メジャー通算21発男はこの日は代打で途中出場。4点を挙げた5回は安打を放った一方で、1点を追う8回二死三塁の場面では大勢の前に空振り三振を喫した。一進一退の状態が続くが、大爆発する可能性は秘めている。〝成功モデル〟となるのは、ともにドミニカ共和国出身で来日2年目となる日本ハムの大砲、フランミル・レイエス外野手(30)だ。
昨季が1年目だったレイエスは8月以降に17本塁打、43打点と荒稼ぎ。シーズン序盤は日本の投手への対応に苦しみ、二軍落ちも経験したが、最終的にはチームがCS進出を果たす立役者となった。
モンテロもその気だ。今年の交流戦では同郷の先輩・レイエスから日本野球に関してこんな言葉をもらったという。
「君は自分が来た時よりはまだいい。俺はファームにも行った。それはないだろ? 我慢を続けて。この先、それで困ることはないし、生きてくるから」
モンテロはここまで打率2割6分2厘、3本塁打、19打点で1年目としては及第点ともいえるが、首脳陣としてはアーチも打点も量産してもらいたいところ。〝第2のレイエス〟となり、同じような成長曲線を描けるか。












