ドジャースは21日(日本時間22日)、本拠地でのツインズ戦に―2で勝ち、連敗を3で止めた。「2番・投手兼DH」で先発した大谷翔平投手(31)は初回に先頭打者弾を浴びたが、直後の攻撃で3試合連続本塁打となる35号逆転2ランを放ち、自身を援護。打者では4打数1安打2打点、投手では3回を4安打1失点だった。

 1点リードの4回に13号ソロ、6回にも14号ソロと貴重な追撃弾を放ったのは「3番・捕手」で先発したウィル・スミス捕手(30)。4打数2安打2打点2本塁打の活躍で、チームの連敗ストップに貢献した。

 スミスはここまで78試合に出場し、打率3割2分6厘、14本塁打、48打点をマーク。大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオのような派手さはないものの、堅実な働きぶりで日に日に存在感を増している。

 そんなスミスについて、ドジャース専門サイト「ドジャース・ウェイ」は「この過小評価されているドジャースのスラッガーはナ・リーグMVPをめぐって大谷翔平を静かに脅かしている」と、MVP争いで大谷のライバルの一人に浮上したと指摘し、こう続けた。

「この数字を維持できれば、今年のナ・リーグ打撃王に輝く可能性を秘めている。オールスターブレーク前の7試合では打率3割4分6厘、OPS100を記録し、MVPに輝いた3人のチームメートよりもはるかに安定した成績を残している。大谷はリーグで本塁打トップを走っているが、打率と出塁率はスミスよりも低い。ブレーク前7試合でもスミスより苦戦している。ベッツとフリーマンのスランプはロサンゼルスにとって静かな危機だ」
 
 2009年のジョー・マウアー(ツインズ)を最後にMVPを獲得した捕手はいない。「今年の活躍を考えれば、少なくとも投票で何らかの評価を受けるべきだ」と同サイト。大谷の3年連続MVPに〝身内〟が待ったをかけるのか。