巨人のリチャード内野手(26)が21日の阪神戦(東京ドーム)に「7番・三塁」で先発出場すると、7回に今季3号の同点3ランを放ち、その後の劇的勝利に貢献した。
スタメン起用に応える豪快弾を放った。3点を追う7回一死一、三塁、打席に入ったリチャードは、強烈な自打球が左脚のつま先に当たるアクシデントもありながら、プレーを強行。最後はネルソンが投じた5球目を完ぺきに捉え、打球は左翼席へと一直線。試合を振り出しに戻す大きな一発となった。
その後は5―5の9回に吉川がサヨナラ打を放ちチームは勝利。劣勢をひっくり返す殊勲打を放ったリチャードは「『空気だけは悪くしちゃいけない』て、さすがに僕でも分かるので、ずっと明るくやってるんですけど。(先発の)井上くんが5点取られて寂しそうにしてるのも見てたし『みんなが本気出せばいけるよ』っていう感じの声を出していた。そう言ってる自分がやらないといけないし、スタメンだったので、何とか集中しないといけないなと思って打席に行きました」と試合中に抱いていた自らの思いを明かした。
責任感と危機感からパワーが生まれたか。自打球の痛みも「当たった瞬間は『あ、折れた』と思ったんですけど、そこからサーっと痛みがなくなって。アドレナリンですね」と全く問題はなかった様子。「こんないい流れは今日はもう来ないと思ったんで。ゲッツーなら三振の方がマシだと思っていきました」と腹をくくったプレーがドラマを生んだようだ。












