巨人・山崎伊織投手(26)は19日の阪神戦(東京ドーム)に先発。7回4安打無失点と好投したものの、打線の援護に恵まれず今季9勝目を逃した。

 セ・リーグトップの防御率を誇る山崎は、初回を三者凡退と順調な立ち上がりを見せた。その後も力投が続いたが、0―0で迎えた7回、先頭・佐藤輝に対して2度目の四球を与えると、ロジンバッグをマウンドに強く叩き落として悔しさを爆発させる。続く大山の右前打と小幡の犠打で一死二、三塁とされ、坂本を敬遠で歩かせて満塁のピンチを招いてしまう。

 緊迫した場面で大きく息を吐いた右腕は、まずは高寺を空振り三振に仕留め、続く小幡も151キロを計測する直球とフォークで見逃し三振。土壇場を切り抜けて、G党からの大歓声を浴びた。

 杉内コーチは、7回の満塁の場面で山崎を続投させた意図について「(阿部)監督も点を取られるまでは(山崎)伊織でいこうという感じがあったので、あそこは伊織に任せました」と説明。「球数が少なければもう1イニング(続投)というのもあったんですが、あそこで出し切ったように見えた」と語り、満身創痍でマウンドを降りた右腕をねぎらった。