巨人は延長11回の末に0―4と零封負けを喫した19日の阪神戦(東京ドーム)後に、阿部慎之助監督(46)が試合を総括した。この日の敗戦でチームは自力優勝の可能性が消滅した。
カード初戦から厳しい戦いを強いられた。この日の先発はリーグトップの成績を記録している山崎伊織投手(26)。初回は三者凡退、2回には三人斬りと順調な立ち上がりを見せた。7回には一死満塁のピンチを背負うも、後続を断ち切り危機を脱した。阿部監督は「要所も頑張ってくれたし、次につなげてほしい」と7回4安打無失点と好投した右腕をねぎらった。
ここまで山崎―中川―マルティネス―大勢と継投し、延長11回には5番手・船迫が登板。しかし、猛虎打線を食い止めることができなかった。一死走者なしから佐藤輝に右中間への先制2ランを浴びると、二死一塁から坂本にまたもや2ランを被弾。一挙4点を失った。「信頼して送り出したんで、そこは本人のせいじゃなくて、僕が使ったんで申し訳ないなと思います」と指揮官。右腕を責めはしなかった。
一方打線は、延長11回までに6度も得点圏に走者を進めるも、あと1歩のところで力が及ばずスコアボードには「0」が並び続けた。
指揮官は「悔しいね。チャンスはつくったけどね…」とポツリ。続けて「力の差が歴然としているよ」と阪神との10ゲーム差を重く受け入れた。
それでもまだ56試合残っている。「明日もまだチャンスあるし。明日明後日勝ったら何の問題もないし、そうやって切り替えていくしかないかなと思います」と前を向きつつ「試合はずっと続くわけだし、やる以上は絶対あきらめちゃいけないと思う。そういう気持ちだけはしっかり(選手に)持たせるように言っていこうかなと思います」と決意を固めた。
阿部巨人は後半戦に向け、首位・阪神との差を徐々に縮めることはできるのか。












