新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」(19日、札幌で開幕)の全体会見が17日に都内で行われ、AブロックにエントリーしたIWGPタッグ王者のタイチ(45)が予選未経験の出場選手に〝警告〟を発した。

 後藤洋央紀の負傷欠場によって空いた最後のひと枠をかけたガントレットマッチに勝利し〝敗者復活〟で出場権を獲得。この日の会見では「俺がここにいるのは何度も言うように、G1に呼ばれたからだと思っております。運も実力のうち、テメエでつかみ取った枠だ」と胸を張った。

 敗北を知った男だからこそ届けられる夢や希望がある。「世の中には、俺みたく敗者になったり、挫折したり、そんな人が多くいると思う。そこからもう一度立ち上がって、何かを手に入れるっていうのは、すげえ難しいこと。そういう人たちのために、自分のために、史上初の敗者復活ドリームを必ずつかむ」と拳を握った。

 さらに2年連続で予選からのスタートとなったタイチには、最初から本戦出場が決まっていた選手たちへ物申したいことがあった。会見場にいる他選手を見渡しながら「てめえら偉そうに座りやがって。そこにいるの当たり前じゃねえからな。うかうかしてたら来年はお前らが俺と同じ立場になる可能性があるんだぞ。もし結果はもちろん、内容、ファンの満足度、すべて下回った場合は…まあそんなわけねえよな」と不敵な笑みで発破をかけた。

「お前ら全員プレッシャー感じて試合しろ。Bブロックも全員だ。このG1は俺がケツ叩いてやるからよ。過去最高のG1クライマックスにしようぜ」と本隊らしくさわやかに締めたタイチだったが、コメントを終えるや途中で退席。大の飛行機嫌いのため、この日の最終の新幹線で北海道へと旅立って行った…。