阪神は16日の中日戦(甲子園)に0―6で完封負け。セ・リーグ首位に立ちながら中日戦にだけ5勝7敗と負け越しが続き、交流戦後では初の連敗を喫した。それでも2位の巨人には8・5ゲーム差。主砲・佐藤輝明内野手(26)は24本塁打でキングを独走するだけでなく、実は〝美白〟も維持している。屋外球場を本拠地としながら肌を保てる謎に迫ってみた。

 この日は相手先発・高橋宏の前に打線が沈黙した。散発の4安打となすすべなく、スコアボードには最後まで「0」が刻まれた。

 ただ、2年ぶりのV奪回へどのライバルチームよりも優位に立っている現状は変わらない。「4番・三塁」で先発出場した佐藤輝も3打数無安打、1三振と快音を響かせられなかったが「(高橋宏が)いい球を投げていたと思います。また明日、変わらず頑張ります」と早々と気持ちを切り替えた。

 今季はオールスター戦を前にすでに24本塁打を記録。ルーキーイヤーの2021年と23年にマークした自己最多に並び、キャリアハイも時間の問題だ。さらに62打点もリーグ1位の打撃2冠。打率2割8分3厘と好調を維持し、チームの勝利に貢献し続けている。

 そんな虎の背番号8は、試合前練習に半袖姿で参加。真夏の太陽に照らされながら打撃や守備練習に取り組んでいるが、ひと際目を引くのが腕の白さだ。本人に〝美白〟の秘訣を聞くと「ちゃんと日焼け止め塗ってますよ」とズバリ。クリーム状のものとスプレータイプの〝二刀流〟で徹底的にバリアーしているという。

 甲子園に強い日差しを遮るものはなく、帽子のつばで陰になる部分や、ユニホームに隠れている部分は焼けづらい半面、露出している腕や首元は焼けてしまいがちだ。佐藤輝は「何かこう、嫌じゃないですか。もう、ちょっと焼けてますけど」。くっきりとした〝パンダ焼け〟にならないためにも、紫外線予防を欠かさないそうだ。

 また、日焼けは疲労だけでなく肌トラブルにもつながる。「年取ったらシミになるとか言いますし、将来シミ取りしに行かなくてもいいようにやってます」とニヤリ。将来も見据えた対策でもあるようだ。

 高い打撃技術だけでなく、美意識まで高めている4番のひと振りで再び勢いを加速させたいところだ。