ドジャースの山本由伸投手(26)は13日(日本時間14日)に敵地サンフランシスコでのジャイアンツ戦に先発し、7回を3安打無失点、7三振2四球と好投するも9勝目を逃した。打者26人に91球。防御率2・59。チームは延長11回の熱戦を5―2で勝ち、2連勝。3連戦を2勝1敗で勝ち越し、前半戦を終えた。

 雪辱の登板だった。前回8日(同9日)の敵地ブルワーズ戦ではメジャー移籍後最短の2/3回を5失点(自責点3)でKOされていた。宿敵ジャイアンツとの3連戦で1勝1敗で迎えた3戦目、同じ失敗を繰り返すわけにはいかなかった。

 初回、先頭ラモスを外角低めのカットボールで遊ゴロを打たせると、ディバースもカットボールで一ゴロ。3番アダメズはカウント1―2から真ん中低めに91・1マイル(約146・6キロ)のスプリットを落として空振り三振。12球で三者凡退に片づけた。2回は二死後に四球で走者を出すも7番イ・ジョンフ(李政厚)をスプリットで一ゴロに仕留めた。

 3回一死後、ベイリーに左前打されるもラモスは真ん中高めの90・2マイル(約145・2キロ)のスプリットで見逃し三振、ディバースも90・8マイル(約146・1キロ)のスプリットで一ゴロに片付けた。4回は二死後に四球で歩かせるもフローレスをスプリットで三飛。

 5回は一死後、ラモスに中前打され、続くベイリーの投ゴロで二死二塁と初めて得点圏に走者を背負うもラモスはスプリットで遊ゴロ。得点を許さなかった。6回は2三振を奪って三者凡退。

 7回は二死後にイ・ジョンフ(李政厚)に初の長打となる二塁打を右翼線に運ばれたが、シュミットを内角高めのスプリットで見逃し三振。スプリットを決め球に全く危なげのない登板だった。9勝目の権利を持って交代した。

 しかし、9回一死一塁で守護神のスコットが代打マトスに同点2ランを被弾。白星がこぼれた。

 それでもチームは延長11回にフリーマン、T・ヘルナンデス、パヘスが3連続適時打を放ち、5―2で競り勝ち、前半戦を飾った。ロバーツ監督は試合前、後半戦のローテーションは決めていないと話していたが、その中心を山本と考えているのは間違いない。