レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は9日(日本時間10日)に本拠地ボストンでのロッキーズ戦に「6番・DH」で今季初出場し、2回に中前打、4回に右前適時打、8回に右翼線二塁打を放ち、4打数3安打1打点だった。チームは10―2で勝って連勝を6に伸ばした。試合後、「今日はチームが勝てて、無事に迎えられて良かった」と振り返った。
待望の今季初打席は5番ナルバエスの8号ソロで1点を先制した直後だった。右腕センザテーラに対しカウント2ボールからの3球目、内角高めの96・2マイル(約155キロ)のストレートをライナーで中堅右へ運び、今季初安打をマーク。「いろいろとここまで長かったが、1打席目でストレートを狙ったカウントでしっかり弾き返せたので、いいスタートを切れたかな」と淡々と振り返ったが、この時一塁側ベンチは大いに盛り上がった。その後、8番マイヤーの投ゴロで二塁封殺となるが、ベンチへ戻るとコーラ監督を始めチームメイト全員がハイファイブで出迎えた。
4回無死二塁は1ストライクの後、二走ナルバエスがボークで三塁へ。無死三塁で内野は前進守備となり、カウント2―1からの4球目、内角高めの96マイル(約154・5キロ)のストレートを引っ張ると、高いバウンドのゴロが一塁手のミットを弾く右前適時打となり三走が生還。初打点は貴重な追加点となった。
6―0の6回先頭は2番手左腕ロリソンの前に二ゴロに倒れるが、3点リードの8回先頭は4番手右腕ハルバーセンと対戦。フルカウントからの6球目、真ん中低めの88・7マイル(約142・7キロ)のスプリットを、体勢を崩されながらも最後は右手一本で振り抜くとライナー性の打球はワンバウンドで右翼席へ飛び込むエンタイトル二塁打となった。
「まっすぐ(のアプローチ)でいって、上手く(バットの)面が長く残った。まあ、飛んだコースが良かったかな」と振り返るこ一打を足がかりに勝負を決める大量5点を挙げた。
この試合に向けた「感情はいろいろ」あったというが、「集中して、自分のやるべきことをやればいいかなと」。目標はメジャー復帰ではなく、結果を出すこと。つまり、レギュラーになることだ。右肩手術のリハビリの影響で遅れてスタートしたメジャー3年目。バットでチームに貢献する。












