ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)は8日(日本時間9日)に本拠地ニューヨークでのマリナーズ戦に「2番・右翼」で先発出場し、7回に34号を放てば、マリナーズのカル・ローリー捕手(28)に8回に36号2ランを放った。試合はヤンキースが10―3で勝った。

 意地と意地がぶつかった。最初に放物線を描いたのはジャッジだった。7回一死無走者で右腕レグミナがカウント3―1から投じた5球目の外角の82・3マイル(約132・4キロ)のスイーパーを逆方向へ強打。角度36度、打球速度97・9マイル(約157・6キロ)で打ち上げるとそのまま右翼席最前列に飛び込んだ。この時点でキング争いトップのローリーに1本差と迫る34号は飛距離345フィート(約105・2メートル)だった。

 ライバルのホームインを無言で見つめたローリーも負けてはいられない。10点の大差を付けられた8回無死二塁で右腕ハートリーブを捉えた。カウント1―1からの3球目、外角低めの84・9マイル(約136・6マイル)のスライダーを振り切った。角度28度、打球速度107・7マイル(約173・3キロ)のロケット弾は右翼2階席に消えた。再び2本差にリードを広げた36号2ランは飛距離394フィート(約120メートル)だった。

 ローリーの76打点はリーグトップでジャッジと1打点差。2人のタイトル争いは最後まで続きそうだ。