巨人が3日の阪神戦(甲子園)に2―3でサヨナラ負けし3連敗でリーグ4位に転落。阿部慎之助監督(46)は悔しさをにじませた。

 まずは先発の横川が5回2失点とまずまずの内容を見せると、この日に第95代4番打者に就任した増田陸が先制2点適時二塁打を放つなど期待に応える活躍。一方で以降は計5度得点圏まで走者を進めながら決定打が出ず、最後は2―2の9回に守護神マルティネスが無死満塁のピンチを招くと、豊田に今季初失点となるサヨナラ犠飛を許し勝敗が決した。

 前夜の試合では阿部監督がリプレー検証の結果に抗議したことで監督就任後初の退場処分を受けるなどアクシデントも発生。なんとか風向きを変えようと、打線へのテコ入れなどあらゆる手は試しただけに、阿部監督は「最善は尽くせたかなと思いますけどね。昨日からの(悪い)流れをやっぱりなかなかひっくり返せなかった」と悔しさをあらわにした。

 ナイターながら酷暑の中行われた甲子園での3連戦ということも大きな影響を及ぼしたか…。ここまで代役4番を務めていた吉川は休養のためベンチスタートとなると、「8番・二塁」で先発出場した門脇は脱水症状により5回の守備から、増田陸も8回の走塁中に足をつってその裏の守備から途中交代。阿部監督は「こういう外の球場でこういう暑さだし。そういうのも加味しなくちゃいけないんだけど。ちょっと内野手がこれじゃ、ちょっと困っちゃうんで、ちょっと考えようかなと思います」と内野陣の再考を示唆した。

 首位・阪神とのゲーム差は6・5に拡大。指揮官は「もう、悔しいしね。なんとか勝たせてあげたい一心でやってるんだけどね。とにかくまだやり返せるチャンスあるしね。そう思って、他のチームとやるときに落とさないように。それだけですね」と心境を明かしながら前を向いた。