陸上女子で五輪2大会連続代表の田中希実(ニューバランス)は、自国開催の大一番を見据えた上で国立の舞台に立つ。

 世界選手権(9月13~21日、東京)の代表選考会を兼ねた日本選手権(4~6日、国立競技場)を前に、すでに1500&5000メートルと参加標準記録を突破済み。両種目ともに同大会で3位に入れば世界選手権の代表に内定する。3日に同会場で行われた前日会見では「確実に世界選手権の内定をいただけるような結果を出したい。個人的には2種目とも優勝できるように頑張りたい」と決意を述べた。

 同大会の期間中は最高気温30度超えの暑さが予想される。厳しい中での戦いとなるが「世界選手権も暑いと思うので、その中でどれだけいいパフォーマンスを発揮できるか。今までの日本選手権は勝つこと、順位のことだけを重要視していたけど、世界選手権で戦うことを意識した日本選手権にしたい」と展望を語った。

 同大会はケガから復活した広中璃梨佳(日本郵政グループ)が5000メートルにエントリーした。同世代のライバルとの直接対決に「かなり久しぶりなのですごく楽しみ。私自身も緊張というか、久しぶりの感覚というか、ぶつかっていかないといけない気持ちがある。そこをやっぱり思い出させてくれる」と刺激を受けた様子を見せた田中。好タイムで弾みをつけることはできるか。