米国・AEWの「AEW DYNAMITE」300回記念大会(カリフォルニア州オンタリオ)が2日(日本時間3日)に放送され、元スターダムの白川未奈がTBS王者メルセデス・モネに挑戦。大激闘の末に惜しくも敗れ、AEW初戴冠を逃した。

 モネはビッグイベント「ALL IN」(12日=日本時間13日、テキサス州アーリントン)で、AEW世界女子王者トニー・ストームに挑戦する。このためトニーと激しい抗争を展開しているが、白川は今年1月5日の新日本プロレスなどとの合同興行「レッスルダイナスティ」(東京ドーム)でモネに敗北。リベンジもかかる大一番だけに、前回「COLLISION」では共闘するトニーに「試合には介入しないで」と伝えていた。
 
 リングサイドにはモネの1000試合出場を記念したケーキが置かれ、白川の申し出を受けたトニーが大人しく観戦。激しいダンスを披露してモネを挑発した白川は、フライングヘッドシザーズでモネを投げ飛ばすと、スリングブレイド、低空ドロップキックから、レフェリーの背中で回転しながらクロスボディーを放った。モネのクロスフェースにはすぐさま足4の字固めで切り返して、ペースを譲らない。

 場外では鉄階段を使ったスイング式DDTを見舞ったが、王者はメテオラをひたすら連発して白川の猛攻を止めにかかった。それでも白川の勢いは止まらず、ドラゴンスクリューから再度の足4の字固め。コーナー上段から飛びついてのスリングブレイドも見せた。モネメーカーを切り返して、ローリングエルボーから強烈なハイキックをぶち込んだ。

 ここでとどめのグラマラスドライバーMINAを発射。完璧な形で叩きつけたが、王者は驚異的な粘りで3カウントを許さない。なおも白川は攻め込むも、カウンターの変型ストマックバスターを浴びてもん絶。これが効いた。白川はモネメーカーをかわして3度目の足4の字固めを狙うが、モネに切り返されて丸め込まれる。電撃の返し技に動けず3カウントを奪われ、大逆転負けを喫した。

 リベンジとAEW初戴冠に失敗した白川はレフェリーに3カウントが入っていないことをアピールするも、モネのベルト攻撃をくらってリングでダウン。慌てて救援に入ったトニーもモネにベルトで殴打され、2人ともKOされてしまった。白川とモネの抗争は、まだまだ続きそうな気配だ。