〝××スタイル〟こと中嶋勝彦(37)が、GLEAT1日の「4周年記念大会」(東京・五反田)で石田凱士(29)を破りG―REX王座を奪取した。LIDET UWF王座に続くシングル2冠で事実上の〝団体制圧〟に成功した中嶋が描く未来は――。取材に対して胸中を激白した。

 中嶋は昨年7月1日からLIDET UWFルールの試合に参戦し、いきなりベルトをゲット。12月30日からは通常のプロレスルールの「Gプロレスリング」にも上がって無敗を続け、今春開催されたシングルトーナメント「G―CLASS」を制覇と破竹の勢いでシングル戦を勝ち続けた。

 石田からの指名で実現したこの日の王座戦では、激闘を展開。鋭く重い蹴りで試合を支配すると、最後はハイキックからノーザンライトボムへとつないで文句なしの3カウントを奪った。

 そしてマイクを持つと「LIDET UWFのベルトとG―REXを持っているこの俺、中嶋勝彦がルールだからだ!」と宣言。さらに「俺が、ルールになった以上、このGLEATをもっと盛り上げるぞ」とかじ取り役に名乗りを上げた。

 GLEAT登場から丸1年で頂点に立った中嶋は取材に応じ「いつかの会見でも言ったけど、GLEATをひと通り見渡して思うのは『サーカスもどき』っていうことだよね。『闘い(たたかい)』がないっていう印象は変わらないかな…」と断ずる。

 だが、切り捨てるだけではない。1年間参戦し感じたこととして「だから若手たちが苦しんでいると思うんだ。未来がある若手を無駄にはしたくないという気持ちはある」と目を細める。その上でベルトを見つめ「この団体の宝を2つ持っている俺が主導権を握れると思うから、ここから変えていきたい。〝闘い〟のあるリングに。俺がルールだ」と決意を表明した。

 なお「お前がG―REXを取ったら、そのベルトをかけて再戦してやる!」とお門違いな要求をしている「反GLEモンスターズ」の河上〝シャーマン〟隆一について問われると「あ、そうなんだ…」と絶句するも「とにかく結果を出してもらわないと。口ではいくらでも言えるからさ」と相手にする様子はなかった。