女子プロレス「スターダム」の鹿島沙希(32)が28日、地元・島根で行わた凱旋大会で自身が属する「ゴッズアイ(GE)」のリーダー・朱里(36)に猛攻を浴びせられ、救急車を要請した。

 松江市総合体育館での凱旋大会では、鹿島の希望でGEの同門対決が決定。対戦相手は、この日の第1試合前に行われたくじ引きで決まり、鹿島はレディ・C、稲葉ともか、八神蘭奈と組み、朱里&壮麗亜美&妃南と4対3のハンディキャップマッチで対戦した。

 2023年6月に極悪ユニット「大江戸隊」(現H.A.T.E.)を強制追放された鹿島は、朱里との対戦を回避するため、翌月にGEに加入した経緯がある。この日もハンディキャップマッチとはいえ、朱里と戦うことにおびえる鹿島だったが「腹をくくる!」と絶叫し、やる気十分な様子で試合のゴングを聞いた。

 試合が始まると、鹿島は朱里を殴り飛ばして起死回生で丸め込む。だが、ギリギリでキックアウトされると、会場内を走り回って逃走。観客から謎の「逃げろコール」が起こる中、この日観戦にきていた家族を仲間に紹介した。

ゴッズアイ全員から「かわいがり」を受ける鹿島沙希(左から3人目)
ゴッズアイ全員から「かわいがり」を受ける鹿島沙希(左から3人目)

 だが、リングに無理矢理戻された上、敵味方関係なく仲間全員から猛攻を浴びせられ「おじいちゃん、助けてー!」と大絶叫。朱里のスリーパーホールドはなんとか逃れたが、壮麗に強烈なチョップをくらい戦意喪失してしまった。

 それでも朱里を相手にプランチャを見舞い、仲間との好連係も炸裂。ダイビングフットスタンプで追い込んだが、白虎で締め上げられ悶絶。最後は流炎を決められ、3カウントを献上した。

 試合後、ボロボロの状態でマイクをつかんだ鹿島は「すみません、救急車呼んでください! もう、しんどいです…」と息もたえだえで訴えつつ「GE対決は凱旋が決まった時に、対朱里さん以外でやるはずだったんだけど…なぜか朱里さんと戦うことになっちゃって。でも、島根のみんなあったかいでしょ?」と笑顔を見せた。

 朱里から「島根はあったかいね。今日は沙希のご家族にもごあいさつできて、ありがとうございます。これからも一緒にGEで強くなっていこう」と呼びかけられると、鹿島は「これからもより一層、金魚のフンとしてよろしくお願いたします」と即答。朱里におぶられながら退場した。