米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が25日(日本時間26日)に放送され、元スターダムの白川未奈が再びビッグチャンスを手に入れた。

 3月末でスターダムを退団して米メジャー団体入り。移籍後初の好機となった5月25日のPPV「DOUBLE оr Nоthing」では、AEW世界女子王者トニー・ストームに敗れてベルト奪取はならなかったが、存在感を示した。その後はトニーと共闘。ビッグイベント「ALL IN」(7月12日=同13日、テキサス州アーリントン)でTBS王者メルセデス・モネの挑戦を受ける世界王者を援護してきた。

 この日の「DYNAMITE」のオープニングでは、バックステージでモネがトニーを急襲。ボコボコにしながら会場内に連れ込んだ。マイクで「トニー、ゲームをしたいんだよね。これがあんたの望みなんだろ? 私を辱めたいんだろ?」といい、下品な〝Bワード〟まで放ってみせた。さらには変型フェースロックでトニーの顔面を締め上げた。

トニー・ストーム(下)の顔面を締め上げるメルセデス・モネ(©All Elite Wrestling)
トニー・ストーム(下)の顔面を締め上げるメルセデス・モネ(©All Elite Wrestling)

 ここでテーマ曲が鳴って白川が、トニーの救援に現れた。とっとと退散したモネにつっかかっていこうとすると、観衆は「ミナ! ミナ!」のチャントだ。レフェリー、スタッフに止められて乱闘には発展しなかったものの、白川はトニーを抱きかかえながら、モネに怒りに視線を送った。

 これを受け、次週の「DYNAMITE」300回記念大会(7月2日=同3日、カリフォルニア州オンタリオ)で、王者モネvs白川のTBS王座戦が緊急決定した。白川は今年1月5日に東京ドームで行われたAEWと新日本プロレスなどの合同興行「レッスルダイナスティ」で、モネのSTRONG女子王座と自身のRPW統一ブリティッシュ王座をかけて戦ったが、敗北を喫して涙を流した。

 それから半年後、再戦のチャンスが回ってきた。自身のX(旧ツイッター)には「東京ドームでのあの敗北は私に衝撃を与えた。しかしそれは私の中で何かを目覚めさせた。来週の『DYNAMITE300』を、私は人生で最高の日にするつもり。AEWでチャンピオンになる日だ」と投稿。モネにリベンジを果たしてのAEW初戴冠へ、並々ならぬ決意を明かした。

 オカダ・カズチカvs飯伏幸太の再戦も決定した来週の「DYNANITE」300回記念大会を、メモリアルな一日とすることを誓っていた。